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お磨きの済んだ花瓶にすいた藁を詰めて余分な部分を切り取ります。
当寺では、藁二束が必要です。
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山採りした松の小枝から松の穂が1〜5個ついた枝を切り落とし古葉を取り除いて、大きさを揃え置きます。
松の穂を切り落とした後の小枝も取って置きます。
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先に取って置いた小枝に松の穂を針金で固定して「ハケ」と呼ばれる松の枝を作ります。
当寺では、大・小合わせて52枚必要です。針金は少し太めの26番を使っています。
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出来あがった松の「ハケ」の一部です。小枝の部分は少し長めにしておいて、幹に打ち付けてから切り落とします。
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当寺では、中尊前以外は三具足とし、大真は松の一本立て、受と前置に「ハケ」を使っています。 写真は、松の幹(受の部分)に「ハケ」を二本の釘で固定している様子です。
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立花が一応完成しました。この後、手直しをして法名卓に移します。
流と草止めが下がっているので差し替えました。
今回使用した主要な個所の材料。
大 真−松
正 真−白菊
正真前−黄菊
花 座-赤菊・小菊
見越と副-梅モドキ
胴-山柿・黄小菊
流-貝塚イブキ
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